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“焼うに”発売の道のり  ~成長戦略から成熟戦略へ~

こんにちは、下関水陸物産株式会社 代表取締役社長の嶋田達雄です。

今日は”焼うに”について、お話をさせていただきたく、ペンをとりました。
お読みいただけますと幸せます。


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平成26年12月17日


“焼うに”発売の道のり  ~成長戦略から成熟戦略へ~


下関水陸物産株式会社
代表取締役社長 嶋田達雄


一般販売に先駆け通販事業部にて、年末商材として “焼うに”を組み込ませていただきました。
”お節うに”規格の一部ですが、摘まんで食べられるやまみブランドのうにとして、
これからお客様にご愛顧いただければと願っております。

うに業界もいろんな環境の変化から市場が狭くなってきています。原料事情の悪化を始め、
マーケットにおいては人口の減少や食の変化等があり、残念ながら業界としては成長産業とはいえないのが実情です。

さりとて、日本古来からの伝統的な食べ物として、ご愛顧いただいた“うに”を造り続けていくことが使命と考えております。現在、大勢のお客様からご愛顧頂いている“雲丹醤油”は、今流でいえば協力関係先様との「コラボ」で開発された商品です。

又、紹介をさせて頂いている“焼うに”は、以前より「摘まんで食べられるうに」として何とか商品化をしたいものだと思っていましたが、同業者の方が経営を断念されその商品を引き継ぐことになりました。販売お取引様が同じであったことも幸いし、背中を強く押されたこと、今まで製造・販売されていた社長さんも、愛着のある商品を引き継いで貰えることであればと、技術指導も気持ちよく引き受けていただけた事で実現を見たものです。

成長戦略から成熟戦略への移行もこのような道もあるのではと、これら商品をさらにさらに磨きをかけ、広く販売をしていくことが当社の使命と強い気持ちを持っているところです。


うに姫からみた、社長の「焼うに」および「下関発祥瓶詰粒うに」への想い へ続く


<お知らせ>

2015/03/16~ 焼うに新発売! くわしくはこちらをクリック!

↓ ↓ ↓ ↓




孫のモチベーション

孫(小六)の運動会が9月末の日曜日、台風の行方が多少心配でしたが、理想的な運動会日和の中で無事行われました。

この運動会の前1週間、朝の特訓効果があったのか、徒競争と障害物競走共に1位でテープを切る事が出来、家族内での臨時コーチ役の“おじいちゃん”の株も大いに上がりました。

この孫が、運動会の前頃に苛めに遭っているようで、学校に行きたくないようなことをしきりに言っていました。

両親もいることなので、詳細な状況は聴きもしませんでしたが、重症な状態に入り込まない内にと、秋の運動会が間近な事もあり朝のウオーキングに誘って見ました。

抵抗を予想していましたが、素直な返事に多少の驚きもありましたが、その後一日の休みもなく続いていますし、これからも続きそうな意欲も持っています。

始めたころは、早く走れ、強くなるためのウオーキングと思って勧めましたが、モチベーションの要因がまったく違っていることに気づきました。

体型は、決して太っているとは思えませんが、兎に角今より痩せたいことが、彼女の最大のモチベーションでした。

この時、指導はモチベーションを持てせることが大事で、持ったこのモチベーションの的を外さないことことが、さらに大事なことだと再認識をしました。

運動会の前には、スタートダッシュやゴールでの走り込みも一緒にしましたし、今ではウオーキング&ランで頑張っています。

モチベーションを持たせれば、指導も半分は成功。後は的外れのないように維持をさせることだと、
時々『少し痩せたな~』と言うようにしています。

“パワハラ”と“指導”の分かれ目

このテーマ、企業内における中間管理者に対する理解のさせ方が難しいと感じています。

無論、身体的な問題や過大な精神的な問題は論外として、本人の性格、態度を変えて貰わなくてはならない場面での対処の仕方です。

ある弁護士の先生に言わせれば「社員の性格を変えようとすることは、人間の基本的な部分に触ることだなので、それはパワハラに繋がる」???と言われる。

「時間や約束を守らない」「整理整頓が出来ない」「金銭にルーズ」である。これ等は、その人の性格や態度からくるものと思われますが、それを変えようとしたら駄目なものでしょうか?

どのような組織にも、存在するための目的があります。その目的達成のためには、当然一定のルールがあります。

どのような性格であろうとも、そのルールを守るための指導は必要不可欠と思われてなりませんが...。

しかし、指導の過程において注意をしなくてはならないことは、
「他の社員の前で叱る」
「大きな声で叱る」
この二点は、パワハラに繋がりかねないようです。

加えて、先の弁護士の先生からは、あるメールで知ったがと断れた上での究極的なアドバイスが
「魅は与によって発し、求によって滅する」
の言葉です。

“与えても、求めるな”
この真髄は解らないでもありませんが、求める意思がない企業経営というものがあり得るものでしょうか?

『バトンタッチ』

ロンドンオリンピックが終わり、TVや新聞が色褪せて見えて仕方がありません。

陸上の400メートルリレーでは、今回メダルには届きませんでしたが、バトンタッチが必要な場面に遭遇すると陸上でのこのシーンが脳裏に浮かびます。

過去いろんな色のバトンを受け、渡しもして来ました。未だに渡し切れないバトンもありますが、これも時間の問題と考えています。

リレー競技の中で、バトンを渡し、受け取るアクションは、当然のことながら最終タイムに大きく影響してきます。
私は、陸上選手ではありませんでしたが、練習メニュ-の一環として、陸上スパイクを履いてのリレーも経験しました。

その当時違って、バトンの渡し方の技術はいろいろと進歩していると思いますが、渡す側と受け取る側が息を合わせることの大事さには変わりがないでしょう。

これは一般社会でも一緒です。加えて、バトンタッチには両者の品位が問われます。これは渡す側なるとよく解ります。

組織の性格にもよりますが、何人かのバトンを受けたリーダーから、とても大事にして貰っています。
私自身、過去バトンを受けて、この品位ある気持ちを持っていたのかどうか、忸怩たる思いがあります。

身近には事業継承の問題がありますが、互いに品位を持ってスムースにバトンを渡したいものです。

「食品表示の一元化」に向けて

現在、消費者庁においては「食品表示一元化検討会」を開催、又、国民の皆様方や事業者の意見を
幅広く集約をしようとしています。
我々事業者としても、常日頃、食品の安全性や品質管理には、従前にも増して取組んで
いるところです。

この一元化の基本的な点ですが、食品表示の主なものに、「JAS法」、「食品衛生法」、
「健康増進法」の3法があります。
この3法を一元化しましょうというのが、その動きです。

その狙いは、消費者にとっても、事業者にとってもより解り易く、見易い表示にしましょうというものです。

その為には、用語や定義の統一化、国際規格との整合性、義務表示事項の絞り込み、
安全性に関わる表示事項の義務化、作成し易い表示(事業者の立場からも、この部分は
大変ありがたいことです)等、広い条件を満たすことを目指しております。

今年6月頃まで意見の集約、一元化の方向性が定まるには、まだまだ日数を要するようですが、
事業者の立場としては、情報を一日でも早く集め、出来るところから対応していかなければと考えて
おります。

まだまだ3法一元化の最終フレームがはっきりしませんが、3法が4法だけにはならないよう
願っています。

『馬関戦争とうに瓶詰の歴史』

岸釣りや 波立て過ぎし 鰡(ぼら)の列
              -水原 秋櫻子-

古来より、日本の三代珍味と言えば「雲丹(うに)、海鼠腸(このわた)、鱲(からすみ)」といわれています。

先の句にある「鰡」の卵巣でつくられたものが“からすみ”であることはよく知られていまし、親である鰡は俳句の世界では9月の季語にもなっています。

ここ関門海峡で採れる魚は「鯛、鯔、鱸、真蛸」と豊富ですが、それぞれのシーズンには、釣り人で岸壁が賑わいます。
ただ残念ですが、鰡が波を立て泳いでいる様は見たことがありません。

今日はこの鰡の話ではなく、関門海峡が舞台となった馬関戦争とうに瓶詰めの関わりです。

馬関戦争は1863年~1864年にイギリス、アメリカ、フランス、オランダの四ヶ国が、長州藩の海峡封鎖に対してとった戦争ですが、連合国側の近代兵器の前に長州藩は無残にも敗れ去ってしまいました。

この戦後の賠償問題に、藩を代表して高杉晋作が交渉の場につきました。

連合国側の要求は、高額な賠償金と下関市彦島の租借の要求でしたが、高杉晋作は彦島の租借を拒否、賠償金は江戸幕府に支払わせることにしました。

江戸幕府は賠償金が余りにも高額なため、三分の一しか負担しませんでしたので、その代わりとして連合国側は12の条件を出しました。

その一つの中に、日本周辺を安全に航海するための灯台建設が含まれていました。
その内の一基が、1871年に下関市六連島に建てられました。

その灯台建設の際、外国人技師が食事時に飲んでいた酒(ジンかウィスキー?)を生ウニの上に溢しました。

そのウニを食べたところ大変美味であることを発見しました。
そのことが、下関のアルコール粒うに発祥となった訳です。

近代国家のきっかけとなった馬関戦争が、うに瓶詰めの生みの親となった歴史でもあります。

バーチャル観光の行方

以前、“バーチャル元気館”構想を紹介しましたが、その後多少前進が見られましてので、中間報告をさせていただきます。

当初の想いとは少しかけ離れて来ましたが、いろんなバーチャルキャリアを積むことも、発想の幅が広がることなのかも知れません。

それは事務局側(下関商工会議所観光部会)から出された『旅プラン下関ダービー(仮称)』なる企画です。

企画書の冒頭には、
「三人のプランナーによって下関観光プランを紹介し、一般のユーザーに評価して貰う事で、潜在的な魅力の掘り起こしや、既存観光スポットに対する再評価などを収集し、新たな観光アプローチを求める事業者への情報源コーナーとします」
とうたってあります。

この場合プランナーの選択が重要になってきますが、これには学生さん、主婦、地元タレントさん、会社経営者を想定しているようです。

テーマは“食と癒し”“景観と歴史”“遊びとスポーツ”が挙がっており、プラン条件としては一泊2日、昼食2食分、夕食1食分、観光地3カ所以上で、紹介スポットをプランナー自身がビデオ撮影するこになっています。

そこで自分がプランナーなら、どのようなテーマで、何処を案内するだろうかと想像をして見ました。

テーマは“発祥の地下関”として、先ず「近代日本発祥の地」、「河豚・雲丹・鯨食文化発祥の地」、そして「生業(なりわい)発祥の地」を切り口として紹介をしたものだと思っています。

改めて思ったことですが、発祥の歴史を観光スポットにするためには、どうしても視覚に訴える必要があります。

幅広く観光客を誘致するには、まだまだあらゆる角度での観光施策が必要に思われてなりません。

この企画が、地域活性に生かされることを願って止みません。

知る喜びと知らない幸せ

三連休の盆明けとなり、いよいよ秋冬商戦の計画時期に入りました。

13日(月)の関門海峡花火大会では、1万3千発の花火が夜空を照らしました。

下関側の今年のテーマは「巌流島、四百年の宿命」と銘打っての競演でしたが、両岸併せて約120万人の見物客とのことで、この人数は下関人口の約4倍強の人が集まったことになります。

本年で28回目ですが、当初熱心に下関側と門司側での同時花火大会を熱心に提唱されていた方がおられましたが、その方はご存命でしょうか?

元気にされておられたら、今の賑わいの感想を是非聞いて見たいものだと、思ったりしています。

この三日間、寄る年波もあるのかも知れませんが、珍しくゴルフのお誘いもありませんでした。

仕方なく本屋に立ち寄り、商戦を前にしての景気動向を知っておこうと、何冊かの経済雑誌を買い求めました。

その内の1冊の巻頭に書かれた文が目につきました。
それは、誕生前の赤ちゃんの遺伝子を簡単に調べる方法が発見されたとの内容でした。

これまでの出生前診断は、母親の羊水から検体を採取していたが、この方法では母体に負担がかかり又手間もかかるので、胎児の細胞が含まれている母親の血液を採取し、その血液からDNAを解読するのだそうです。

この研究のポイントは、母親のDNAと胎児のDNAを操作することにあるようです。
これにより子供の将来の臨床的危険性を予期出来るようですが、父親が違ったりすることも含め、堕胎が増えるようなことはないのでしょうか?

何事もそうですが、簡単で便利なものことには、反面リスクが伴うものです。
知ることの喜びもありますが、知らないことが幸せなこともあるような気がします。

日本の心と土産

中元商戦も山場を越え、いよいよ商戦も後半戦に入りました。

この中元商戦が終わりますと、我々の業界では“帰省客商戦”に移ります。

昨年は東日本大震災の影響で、お盆の帰省客の皆さんが全国的に少なかったようですが、本年はJRや飛行機等の予約率は順調です。
特に飛行場は、海外への旅行者で賑やかになりそうです。

昔から、日本は旅行と土産は切り離せないものです。
日本の人は、土産を近所や職場の人にも買いますが、外国の人は家族や友人にのみ買って行くそうです。

土産はもともと「宮笥(みやげ)」といい、寺院や神社に参拝した際の神の恩恵を、お守りやお札等の仏や神にまつわる物と共に近所や親しくしている人に分けようとしたのが、本来の意味だと言われています。

下関は“アルコール粒うに発祥の地”ですが、このアルコールの添加技術により、土産物としての地位を築きました。

このアルコール添加により、ウニ本来の渋みや苦みを取り除き、ウニの発色を鮮やかにし、そして何よりも長期保存が可能になったことです。

加えて、下関は昔、満州や朝鮮への玄関口でもあり、大陸に渡る際に日本の味を携え、帰国の際は下関のアルコール粒うにを、それぞれの故郷へ土産として持ち帰った歴史があります。

いささか宣伝がかった話になりましたが、日本の伝統である『土産』と言う美しい習慣を、これからも大事にしたいものです。

エルダ-の必修「記憶の技術」

生来、『記憶』なるものについては、自信がある方ではありません。
過去を振返って見ますと、記憶することが不得意なのに、記憶する努力を怠っていたと言えます。

特に年を重ねると、今さっきの記憶に自信がなくなることがあります。
勿論、曲がりなりにもお忘れないための工夫はしている積りです。

行動予定はGoogleカレンダーを使い、PCとスマホに同期させており、参考になる資料は即座にEvernoteに入れ込むようにして、行動予定は“母艦ノート”で管理、Post‐itもそれなりに利用をしています。

されど、人間の記憶力に適わない面があります。先ずアウトプットのスピードが違います。又、思考への幅や深さが全然違います。

使いこなせる記憶であるかどうかで、思考力の幅も違ってくることを、最近購入した本を読んで改めて知りました。

偶然新聞広告を見て、買い求めました
     伊藤 真著「記憶する技術」(サンマーク出版)です。

永年、「記憶」の良い人を羨ましく思っていましたが、「記憶は、生まれつきでなく技術である」のに、それを習得しなかったことが悔まれてなりません。

しかし、今からでも救いはあります。
著者は「“記憶力”は年齢に関係なく鍛えることが出来る-。と断定する」と言っています。

今更、司法試験に挑戦をする気概まではありませんが、スーマートなエルダ―を目指すにためにも価値がありそうです。

  <書かれていた記憶するための幾つかのポイント>

◇習った事は、1時間以内に復習をする⇒エビングハウスの「忘却の曲線」

◇記憶をするためには、寝る前の5分がゴールデンタイム

身の回りを整理すること。整理の苦手の人は、記憶力も弱い

◇究極はこれだと思ったことは、何事にも「関心」を強く持つこと

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